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 About Us 

済美高校合唱部

第50回全日本合唱コンクール全国大会 1997

昭和女子大学人見記念講堂 (東京都世田谷区)

 

沿革

済美高等学校合唱部【沿革】

  

 

 音楽科合唱団として、永く寺田腸子先生のご指導で活動した歴史があります。音楽科専門授業の延長で精力的に外部の大会に参加しました。
杉野喜伊一先生にバトンタッチされてからは積極的にコンクール等にも参加し、1995年、全国高総文祭(新潟)出場の足がかりをつくられました。1997年、第50回全日本合唱コンクール全国大会に初出場しました。2000年、誰でも入部できる文化部「合唱部」として再結成され、歌の大好きな生徒が集まり、2005年には全国高給文祭(青森)に参加しました。
現在、愛媛県では最多人数の合唱部となり日々謳歌しています。

 顧問・指揮者 大成 研三 

第69回全日本合唱コンクール全国大会に寄せて~

  

 

 今からちょうど20年前に徳島で開催された四国支部大会、「音楽科合唱団」の名で出場しましたが、時間オーバーの失格で無念と失意の夏となりました。翌年は悔しさをバネに全国大会初出場(第50回東京)を果たしました。2000年、文化部「合唱部」が誕生しました。同じころ生まれた私たちは、今夏徳島で、合唱部としては初めて全国大会の切符を手にし、歓喜に包まれました。ここで歌うことが叶わなかった多くの先輩たちの思いを胸に、素晴らしい感動を共有した仲間たちと共に謳歌いたします。

2016.9.22

歴 代 部 長

  

年 度

2024 菅 もも

2023 菅 もも

2022 松本 唯花

2021 周 子熙

2020 高須賀 夏希

2019 山崎 樹

2018 山本 彩名

2017 仙波 かのん

2016 佐伯 美優

2015 杉本 沙弥

2014 袋瀬 美夕

2013 喜安 夏子

2012 阿達 祐希

2011 篠森 さやか

2010 片桐 稜

2009 上田 恭敬

2008 黒田 美紀

2007 工藤 朋子

2006 池内 愛実

2005 青木 明日香

2004 小笠原 舞

2003 佐光 美鈴

2002 上杉 理沙

2001 上杉 理沙

2000 古田 小百合

 

校誌さいび2001寄稿文 

                       ​       合唱部部長 古田 小百合


 成立して間もない合唱部。2000年4月当初は部員は四人で、合唱もままならない状況でした。しかし一年生の入部もあり、6月には未熟ながらも合唱祭に出場することができました。緊張と興奮で胸が高鳴り、不安で足が震えたのを今でも鮮明に覚えています。合唱祭は私たち三年生部員にとって、忘れられない貴重な思い出です。
 部員は合唱をするには少なめですが、明るい仲間が揃っています。みんな歌うことを通して、ますます仲良くなれたように思います。こんな私たちをまとめ、温かく見守って下さった大成先生、発声から合唱まで熱心な御指導ありがとうございました。 大会こそ出場できなかったものの歌の楽しさを知り、充実した時を合唱部で過ごせたのも先生のおかげです。三年生一同感謝しています。
 *愛する後輩たちへ 

合唱部をつぶさないように♡これ絶対!!そのために、もっと部員を増やして大会目指して頑張ってね。衣ちゃんと一年生のみんな、今までありがとう。 楽しかったよ☆また一緒に歌いたいな♥
 *大切な仲間に❤愛をこめて二言
さゆり①部長おつかれ!音域広くていいな❤ ②陶酔状態で歌うあなた。い〜よ〜❤
あっこ① ソプラノの美声でみんな悩殺やね☆②ソロ御苦労!最高にいい声大切に❤
みえこ ①その巻き舌は誰もマネできないわ☆②たま〜に出すシブイ声にホレボレ❤

 

 

校誌さいび2002寄稿文 

                       ​       合唱部顧問 大成 研三


 『済美高校に合唱部がない」 こういう声は、最初は校内からでなく、本校に入学して合唱を続けたいと思っている中学生たちから聞こえてきました。 驚く方が多いかもしれません。文化部一覧にやっと姿を現すのはわずか4年前の97年にさかのぼります。 発起当時、部員は美術科の生徒が占めており、彼女たちが同好会から合唱部まで引き上げた功労者でした。それにしても大変ユニークな部員たちでした。『コンクールに出たりするのはイヤ。 楽しく歌いたいの….」

 本校には、合唱部はなかったが対外的な出演がなかった訳ではありません。 愛媛県に唯一の音楽科合唱団は、 愛媛県全体の合唱水準を高める働きをするほど、 内外で好評を博する存在でした。98年にはJCA全国合唱コンクールにおいて愛媛県1位・四国1位で念願の全国大会へ進み、 全国銅賞という輝かしい記録を残しました。 二足のわらじを履いていたわたしにとって、常に結果を求められる音楽科と新生合唱部とは心のバランスを取るのに打ってつけでした。

 合唱部の活動は、 週に2~3回。 歌うのは大好きだけど音楽の授業がない。 という生徒も訪ねてきますが、手取り足取りの状態で、目を離すと来なくなります。 1曲完成したら人前で披露しようという夢もこういう繰り返しで人数が定着せず、2年ほどは目標が定まらない活動をしていました。 でも集まってわいわい歌うのは、わたしも部員たちも楽しいものでした。

 対外的なコンサートは2000年の愛媛県合唱祭で実現しました。 部員には、 特進クラスの生徒も交じるようになり、少人数ながら意欲あるプログラムを演奏しました。 あのときの温かい拍手は忘れられません。

 現在も部員の数は増えませんが、 アカペラブームの到来で少人数を活かし、ここぞとばかりにアンサンブルしています。だれにでもハーモニーを楽しむことができる世界を見つけ、これからの合唱部の中心となっていくのではと、期待しています。

 卒業していった部長が、 合唱は『心休まるひととき」と言ってくれました。 また一緒に歌えることを楽しみにしています。

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